空き家を放置すると危険? 相続後にすべきことリスト
2025/02/06
近年、空き家問題が深刻化しています。相続したものの、どうすればよいかわからず放置してしまうケースも少なくありません。しかし、空き家を放置すると 「思わぬリスク」 に直面する可能性があります。この記事では、空き家を放置するリスクと、相続後にすべきことをわかりやすく解説します。
1.空き家を放置するとどんな危険があるの?
① 固定資産税が上がる
空き家が「特定空き家」に指定されると、固定資産税の優遇措置が解除され 税額が最大6倍 になることがあります。
💡 特定空き家とは?
- 倒壊の恐れがある
- 衛生上の問題がある
- 周囲の景観を損ねている
- 長期間放置されている
こうした状態になると、市町村から是正勧告を受け、改善しない場合は税負担が大幅に増える可能性があります。
② 不法侵入・犯罪のリスク
人の出入りがない空き家は、不法侵入や放火のリスク があります。特に、窓や扉の施錠が甘いと、空き巣や不審者に狙われやすくなります。
③ 老朽化による倒壊・近隣トラブル
長年放置すると、建物の劣化が進み、屋根や外壁の崩壊、庭の雑草・害虫被害 などで近隣に迷惑をかけることも。場合によっては、損害賠償を請求されることもあります。
④ 管理責任を問われることも
空き家の崩壊や庭木の越境などで 近隣住民に被害が出た場合、所有者(相続人)が責任を問われる ことがあります。放置した結果、思わぬトラブルに発展する可能性があるのです。
2.相続後にすべきことリスト
では、空き家を相続したらどうすればよいのでしょうか?以下のステップを参考にしてください。
① 現地確認をする
まずは、実際に現地へ行き、家の状態をチェックしましょう。
- 建物の傷み具合
- 庭の手入れが必要か
- 近隣トラブルが発生していないか
可能であれば、専門家(不動産業者や建築士)に状態を見てもらうと安心です。
② 相続登記をする(2024年4月から義務化)
2024年4月から、相続登記が義務化されました。
登記をしないと10万円以下の過料(罰則)が科される可能性 があります。
💡 相続登記の流れ
- 戸籍謄本や遺産分割協議書を準備
- 法務局で相続登記の申請
- 登記完了(不動産の名義変更)
③ 今後の方針を決める(活用 or 売却 or 解体)
空き家をどうするか、早めに決めることが大切です。
① 活用する場合
- 賃貸に出す(リフォームが必要な場合も)
- 民泊・シェアハウスにする
- 自分で住む
② 売却する場合
- 不動産会社に相談(空き家買取もアリ)
- 解体して更地売却(解体費用は100万~300万円ほど)
③ 解体して更地にする場合
- 将来的に活用予定がないなら、更地にして管理コストを抑える
- 固定資産税の優遇がなくなるため注意
④ 定期的な管理をする(放置しない!)
すぐに活用や売却ができない場合でも、定期的な管理が必要です。
- 最低でも年に数回は訪れる
- 郵便物の確認・庭の手入れ・建物のメンテナンス
- 「空き家管理サービス」の利用も検討
まとめ:相続した空き家は早めの対策が重要!
空き家を放置すると、税負担の増加・犯罪・老朽化・近隣トラブル などのリスクが高まります。
相続したら、まずは以下の流れで対応しましょう!
✅ 現地確認 → 家の状態を把握
✅ 相続登記をする(2024年から義務化)
✅ 活用・売却・解体の方針を決める
✅ 定期的な管理を行う(放置しない!)
早めの対応が、トラブルを防ぎ、資産を有効に活用するポイントです。
「相続した空き家、どうしよう…」と悩んでいる方は、まずは専門家に相談してみるのもおすすめですよ! 😊
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