親が亡くなったら…相続不動産の手続き完全マニュアル
2025/01/23
こんにちは。突然のご家族のご不幸で、何をすべきか分からず戸惑っている方も多いのではないでしょうか。特に相続に関する手続きは複雑で、どこから手をつければ良いのか分からないことも多いですよね。
この記事では、相続不動産に関する基本的な手続きやポイントを、できるだけ分かりやすく、柔らかい言葉でお伝えします。どうぞ安心して読み進めてください。
目 次
1.まずは落ち着いて「現状を整理」しましょう
2.相続人を確認する
3.相続不動産の評価を知る
4.遺産分割協議を始める
5.不動産の名義変更(登記)を忘れずに
6.専門家を頼るのも一つの選択
7.最後に
1.まずは落ち着いて「現状を整理」しましょう
親御さんが亡くなられた後は、感情的にも辛い時期ですよね。でも、相続の手続きには期限があるものも多いので、少しずつ進めていくことが大切です。まずは、以下の点を整理してみましょう
遺言書があるか確認
親御さんが遺言書を残している場合は、それが相続手続きの基本となります。公正証書遺言であれば家庭裁判所の手続きは不要ですが、自筆証書遺言の場合は検認手続きが必要です。
不動産の有無を確認
親御さんが所有していた不動産がどこにあり、どのような状態なのか確認しましょう。土地や建物の登記簿を取り寄せると、詳しい情報が分かります。
2.相続人を確認する
相続には、相続人を確定することが重要です。日本の法律では、配偶者は常に相続人となり、子ども(または孫)がこれに加わります。もし親が結婚しておらず、子どももいない場合は、兄弟姉妹が相続人になるケースもあります。
ポイント:相続人を調べるには戸籍謄本を集める必要があります。この手続きは少し時間がかかるため、早めに進めると安心です。
3.相続不動産の評価を知る
不動産を相続する場合、その「評価額」が重要です。この評価額に基づいて、相続税が計算されます。不動産の評価方法には「路線価」や「固定資産税評価額」などがあり、専門家の助けを借りることも検討しましょう。
4.遺産分割協議を進める
相続人が複数いる場合、不動産をどのように分けるかを話し合う必要があります。この話し合いのことを「遺産分割協議」と言います。不動産の場合、売却して現金化する方法や、誰か一人が取得して他の相続人に代償金を支払う方法などがあります。
トラブルを防ぐコツ
遺産分割協議は感情的になりがちです。冷静に話し合うために、弁護士や司法書士などの第三者を交えると良い場合もあります。
5.不動産の名義変更(登記)を忘れずに
不動産を相続した場合、名義を変更する「相続登記」が必要です。この手続きを忘れると、売却や融資が受けられなくなり、将来的に問題が発生することもあります。専門家に依頼することで、スムーズに進められることが多いです。
6.専門家を頼るのも一つの選択
相続不動産の手続きは、税金や法律に関わる部分も多く、難しく感じることがあるかもしれません。そんなときは、行政書士、司法書士、弁護士などの専門家に相談するのがおすすめです。初回相談が無料のところも多いので、ぜひ活用してください。
7.最後に
相続の手続きは、親御さんが残してくれた大切な財産を引き継ぐための大事な作業です。一歩一歩、焦らずに進めていきましょう。この記事が、少しでも不安を解消するお役に立てれば幸いです。
お悩みや質問があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
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